妊娠・出産だけがGOALではありません

 

長くつらい不妊治療を経て妊娠したような場合、特に高齢の女性ではその後のことが心配になります。
不妊治療を長く続けた人の中には妊娠することのみが目標になってしまう、出産後、悲しい事に力尽きて産後うつにおちいってしまう人もいるのです。
忘れてはいけないのは妊娠がゴールではないということです。
子供を一人前に育てあげるという出産後の育児期間のほうが長く、たくさんのエネルギーを必要とすることを忘れてはいけません。
健康的に楽しく子育てをすることです。そのためには早い妊娠を意識して健やかな子供を授かる体づくりを目指してほしいものです。
卵子の老化は止めることはできませんが、若い状態を保つためにできることはたくさんあります。
ぜひ卵子の老化について正しい知識を身に着けて実践していきましょう。

 

「生理があるうちは妊娠できる」

 

妊娠と出産について漠然とそう考えている人は多く、30代後半〜40代の女性、つまり妊娠のタイムリミットにきている女性でもそう信じている人がいます。
手遅れにならないよう、ぜひともより多くの方に、妊娠可能な年齢の限界を知っておいてほしいと思います。
今や日本女性の平均年齢は約86歳になります。繰り返しになりますが、昔に比べれば、格段に伸びているため、同じように妊娠しやすい時期も5年、10年と伸びてあたかも妊娠の可能性が広がったように感じるかもしえません。
ですが、妊娠力に関しては、多くの人が20代前半で妊娠。出産を済ませていた時代と同様で、20代前半が妊娠適齢期であることは変わっていないのです。
妊娠する力のことを妊孕性(にんようせい)といいますが、妊孕性は22歳でピークに達してそれ以降はジョジョに低下していきます。
さらに30歳半ば以降で大幅に低下して41歳ころから自然妊娠できる可能性がほとんどなくなって閉経へとむかっていきます。
自然妊娠できるのは閉経のおよそ10年前までとされ、閉経年齢はかなり個人差があって45〜56歳といわれています。
どんなに平均寿命がのびてもこの年齢に揺るぎはありません。
つまり35歳あたりから急激に妊娠しづらくなってしまうのです。
妊娠可能期間が41歳までといっても、すでに上記してますように、30歳の女性が1周期に妊娠する確率は20%、それが40歳の場合が5%しかありません。その大きな要因が卵子の老化になります。

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